ハンコ屋ちょこっと裏話 パート2
こんな疑問をお持ちになった方はいらっしゃいますか?
『はんこって彫るためには資格がいるの?』
なんとビックリいらないんです!
すごく重要な実印であっても、その日に雇われたアルバイトが彫ってもいいんです。
彫れればですけどね。
手彫りであれば、どれだけ器用な方でも経験も知識もないならば、多用されても長い期間使用できる物を彫り上げるのは不可能でしょう。
文字も逆字で書き込まなければいけませんし。
でも機械ならなんとなく彫れちゃうんです。
なんとなく、それっぽく。
機械に入力すれば篆書体でも変換されて出てきます。
全く篆書体の文字が読めなくても。
作製の過程の一部で機械を使う事そのものは、問題ないと思っています。
知識と技術を生かしつつ、道具のひとつとして省略出来る部分は省略する・・とゆう事であればですが。
同じ機械を使っても、ちゃんと知識・技術がある方と、そうでない方の出来上がりは全く違う物になります。
『そのお店をどうやって判断したらいいの?』
それは《印章彫刻技能士》の資格を持っているかどうかが一つの目安になるでしょう。
『資格はいらないって言ったじゃないか』と怒らないでくださいね。
免許ではないので必ずしも必要な物ではないんです。
なくても彫っても良い。
でも資格は存在するんです。
《印章彫刻技能士》とは、国家資格である技能検定制度の一種で、手書き・手彫りの実技試験、さらに筆記試験を行い、定められた水準以上で合格となります。
資格を持っていない者が《印章彫刻技能士》と称する事は禁止されています。
つまり、《印章彫刻技能士》の資格を有しているとゆう事は、一定水準以上の技能があるとゆう事の証明になるんですね。
印章彫刻技能士のお店は、その事が表示されている事も多いので参考になさってみてください。
当社は印章彫刻技能士在籍店です。